あらゆる方がともに体を動かしたり、身体表現を楽しむことで、関わりが生まれる場を作ることができればー
との思いで開催した「みんなで踊ろう♪あらゆる方のためのダンスのつどい」
栃木県初!インクルーシブダンス!
かな?と考え、、様々な試みを行いました。

即興で表現すること
簡単な振り付けで踊るもの
体ほぐし
触れ合うことを大切にした表現
新聞紙や布、楽器などを用いた表現
手話ダンス
オンラインでスタジオと遠隔地(全国の様々な地域:北海道、東京、栃木、新潟、静岡など)を繋いだハイブリッド開催

全体を振り返ると、
はじめて会う方と行うときは、最初はややかたい雰囲気であっても、一緒に動く中でどんどん表情や動きがほぐれる様子が見られました。
言葉以外のコミュニケーションの力が確かに実感されます。

即興で表現することでは、例えば「鳥になって空を飛んでみよう。ヒュ〜」というような声かけによって、それぞれが多様な飛び方を表現します。羽をパタパタ動かしたり、風に乗って体を傾かせたり、低く飛んだり。
違うことが面白く、多様であることが豊かで、生き生きと感じられました。

簡単な振り付けを行うことも、一体感を感じる上で有効な時もあります。
「3つの動きでダンスを作る」や手話ダンス、ラジオ体操などです。
みんなができることを大事にし、場に応じ適当そうなものを選択し、適宜変化させたり余白を持たせて行いました。

触れ合いを大事にした表現では、
手と手、背中と背中、など。
相手と動く面白さ、味わいがありました。

オンライン開催では、桜をテーマに、スタジオと全国の様々な都市に住む方々がつながり表現することができました。(システムご協力:有限会社 Cocowa様)
風に吹かれたり雨を感じたり、ストーリーを共有しながら踊り、現地とオンラインの画面の向こうの皆さまと最後に一緒に桜の花を咲かせた時には感慨深いものがありました。



様々な社会的活動に制限がかかったコロナ禍では、人と関わることの大事さや、意味について考えさせられる方も多かったと思います。
本ワークショップも、コロナ禍ということでマスクや換気など感染防止対策を講じ開催しました。
人が集まりみんなで歌うことや踊ることの喜びも感じる機会となりましたし、
オンライン開催の可能性も大きく感じました。
今後様々な理由で現地には行けないけれど参加したい、という方とも繋がっていくことができればと展望を抱いています。

今後も不定期ではありますが、またワークショップを開催していきますのでどうぞご参加ください!

皆様とお会いできることを、お楽しみにしています!